浜辺には、人が捨てていくゴミの他、天候や潮の満ち引きなどによって、いろいろな漂流物が流れ着きます。海水浴シーズンなど、人がたくさん集まるときは捨てられるゴミも増えますが、オフシーズンでも、様々なものが流れ着き「ゴミ」となります。
それらが、砂浜の表面だけでなく、砂の中に埋まっていることもあります。埋まっている「ゴミ」は、簡単に拾い取れなかったり、上から見ただけではわからなかったりします。それらは、また、天候や潮によって表面に現れてきます。
そして、既に「ゴミ」があるところには、ついついまたゴミを捨ててしまうという人がいるのも、現実です。
大洗サンビーチは、長さも巾もあり、有数の広さを誇る浜辺です。その広い砂浜を使って、さまざまなアクティビティやイベントも可能です。
また、粒子の細かい砂地は、風によって、その時々に表情を変える風紋が現れることもあり、その美しさを楽しむことができます。
障がいのある方や、お年寄りにも海辺や海水浴を安心して楽しんでいただくための「ユニバーサル・ビーチ」の取り組みも行っています。
このような広大な大洗サンビーチの砂浜を、気持ち良く、安全に、より多くの方に利用していただくために、ビーチ・クリーニング(浜辺の清掃活動)が必要ですが、地元や有志の方による清掃活動だけでは、なかなか行き届きません。また、いっとき、きれいにしても、漂流物が流れついたり、埋まっていたものが表出したりして、すぐにまた「ゴミ」となってしまいます。
そこで、海や浜辺が好きな方、関心をもっていただける方に、ご協力いただいて、無理なく、継続的に、楽しんで、ビーチ・クリーニングの和を拡げていきたいと思っています。